レッツノートが選ばれる理由

レッツノートは発売から20年以上が経過していますが、その選ばれやすさは衰えることがありません。ビジネスの第一線で活躍するパソコンとして、多くのユーザーに選ばれ続けています。

その理由は、性能・携帯性・耐久性・使いやすさの4つの要素がバランスよく備わっているためです。それぞれの魅力を詳しく見ていきましょう。

性能の高さ

レッツノートはCPU・メモリ・ストレージといった基本スペックが高水準に設計されています。

一般的なノートパソコンよりもワンランク上のスペックで開発されるため、常に進化するIT業界のニーズに応え続けられるパフォーマンスを発揮することが特徴です。

特にCPUには一年でも長く現役マシンとして使えるようにという開発者の想いが込められており、ビジネスの第一線で長期間活躍してくれます。

スペックが高いからこそ、型落ちや中古でも十分なパフォーマンスを維持できる点が大きな魅力です。新しいソフトウェアやWebアプリケーションを使用する場合でも、ストレスなく快適に作業を進められます。

持ち運びやすさ

レッツノートはシリーズ共通で軽量設計を採用しており、なかには本体重量が1kg未満のモデルも存在します。ノートパソコンを選ぶ理由として「作業場所を変えたい」や「出張に持って行きたい」など、持ち運びを前提とする方も少なくないでしょう。

毎日カバンに入れて移動するビジネスパーソンにとって、軽さは身体への負担を軽減する大切な要素です。出張や営業で長時間持ち歩く場合でも、レッツノートなら疲れにくく快適に仕事ができます。

また、コンパクトなサイズ感でありながら必要な機能をしっかり搭載しているため、携帯性と実用性を両立しています。

耐久性の高さ

レッツノートの大きな特徴は、ビジネスの現場で求められる頑丈性能を追求している点です。満員電車での圧力を想定した100kgf加圧振動試験や、76cmの高さからの落下試験など、実際の使用シーンを想定した厳しい耐久テストをクリアしています。

独自のボンネット構造を採用したマグネシウム合金製の天板が、衝撃から内部の基板や液晶を保護していることが特徴です。この設計により、落下時の非故障率91.2%の高い堅牢性を実現しています。

営業先への移動中や出張時など、パソコンを持ち運ぶ機会が少なくないビジネスパーソンにとって、頑丈さは大きな信頼材料となります。

使いやすさ

レッツノートは数値化できない使い心地を徹底的に追求し、ホイール式のタッチパッドはスクロール操作が快適で、マウスがなくても効率よく作業できます。キーボードの打鍵感も評価が高く、長時間のタイピングでも疲れにくい設計です。

キーストロークが深めに設計されているため、しっかりとした入力感が得られます。駆動時間も長めの機種が豊富で、外出先でコンセントを探す手間なく仕事に集中できます。

モデルによっては約20時間の駆動が可能であり、一泊二日程度の出張なら充電器を持ち歩く必要がありません。実際のビジネスシーンを知り尽くした設計思想が、使いやすさに反映されています。

レッツノートの特長

レッツノートには、一般的なノートパソコンにはない独自の強みがあります。スペック表だけでは見えにくい価値を理解することで、なぜこのパソコンが長く愛され続けているのかがわかるでしょう。

高いコストパフォーマンス

レッツノートの新品価格は200,000〜300,000円（税込）程度と安くはありません。しかし、愛用者の平均利用期間は6年と、一般的なパソコン寿命の3〜5年を大きく上回ります。

故障しにくい設計のため修理費がかさむことも少なく、長期的に見ればコストパフォーマンスに優れた選択です。

初期投資は高くても、トータルコストで考えると高い買い物ではありません。長く使えるパソコンを探している方には、レッツノートは適切な選択肢といえるでしょう。

ビジネス向けの設計と国産品質

レッツノートは全シリーズが日本国内で開発され、神戸工場で製造されています。電子部品の実装から組み立て、検査まで一貫して国内で行われており、高い品質管理体制が整っていることが特徴です。

神戸工場では独自の品質管理システム（KISSシステム）を導入し、1台ずつの生産履歴を日時や部材のロット単位で把握しています。万一の問題が発生した場合も、迅速な原因究明と対応が可能です。

海外生産が主流となっているパソコン業界で国内一貫生産にこだわる姿勢は、品質への自信の表れです。

充実のサポート体制

レッツノートは製品サポートも充実しています。神戸工場内にはコールセンターが設置されており、生産スタッフが直接お客様の声を聞く仕組みが整えられています。

開発・生産・販売・サービスを自社で一貫して行っているため、トラブル時の対応もスムーズです。法人向けには保守契約による手厚いサポートも用意されており、ビジネスの継続性を重視する企業から高い評価を得ています。

お客様からの声は製品改良にも活かされており、ユーザーとともに進化し続けるブランドです。

豊富なインターフェース

レッツノートはビジネスの現場で必要となる端子類を豊富に搭載しています。USB端子はもちろん、HDMIとVGA（アナログ出力）の両方を備えているモデルも豊富で、古い機器との接続にも困りません。

プレゼン会場のプロジェクターがHDMI非対応の場合でも、VGA端子があれば問題なく投影できます。SDカードリーダーや光学ドライブを搭載したモデルもあり、1台で多様な用途に対応できます。

USBポートは約3万回の抜き挿しに耐える高い耐久性を持ち、頻繁な使用も心配ありません。薄型軽量化のために端子を削減するメーカーが少なくないなか、実用性を重視した設計はレッツノートならではの特長があります。

レッツノートのデメリット

レッツノートは優れたノートパソコンですが、すべての方に適しているわけではありません。購入前に知っておきたい注意点を、正直にお伝えします。

まず、新品価格が高額な点は留意するべきポイントです。高性能で頑丈な設計のため、新品で購入すると200,000〜300,000円（税込）の予算が必要です。

海外メーカーの同スペック帯と比較すると、価格差は2倍以上になることもあります。ただし、この点は中古を選ぶことで大きく解消できます。

デザインは好みがわかれるところです。独特のボンネット構造による凹凸のある天板や、厚みのある筐体は好まないと感じる方もいます。

しかし、この形状は耐久性を高めるために必要なものであり、機能美として評価する声も多くあります。見た目よりも実用性を重視する方には気にならないポイントでしょう。

キーボードの配列も注意点のひとつです。FnキーとCtrlキーの位置が一般的なパソコンと異なるため、慣れるまで違和感を覚える方もいます。

特にショートカットキーを多用する方は最初戸惑うかもしれません。ただし、使い続けるうちに慣れてくる方がほとんどです。

ディスプレイは、堅牢性を優先した設計のため、色域がやや狭いモデルもあります。写真編集や動画制作などクリエイティブな用途をメインとする方は、用途に合った機種を選ぶ必要があるでしょう。ビジネス文書の作成やWeb閲覧が中心であれば、特に問題なく使用できます。

レッツノートは中古でも選ばれる

レッツノートは中古市場でも高い選択率を誇ります。その理由は、もともとのスペックが高く設計されているため、数年経過しても十分に実用的な性能を維持できるためです。

一般的なノートパソコンよりもスムーズに動作してくれるため、型落ちや中古は新品より安くレッツノートを手に入れるお得な機会となるでしょう。

耐久性の高さも中古で選ばれる大きな理由です。頑丈に作られているため、本体に多少の使用感があっても長く使い続けられます。

ほかのメーカーのパソコンでは中古品の状態にばらつきが大きいですが、レッツノートは元々の品質が高いため、中古でも安定した状態のものが多く流通しています。新品と中古の価格差が大きいのもレッツノートの特徴で、1年型落ちで定価の6割程度、2年型落ちなら半額以下で購入できることも珍しくありません。

レッツノートを購入する際の注意点

レッツノートを購入する際、特に中古の場合はいくつかのポイントを確認しておくと失敗を防げます。ここでは具体的な判断基準をお伝えします。

用途に合ったスペックやOSを選ぶ

パソコン選びで大切なのは、自身の用途に合ったスペックを選ぶことです。文書作成がメインなら標準的なスペックで十分ですが、複数のアプリケーションを使用したり、大きなデータを扱ったりする場合はメモリ8GB以上を目安に選びましょう。

16GBあればさらに快適に作業できます。中古品のなかには4GBのモデルもあるため、購入前の確認が必要です。メモリが少ないと複数のタブやアプリケーションを開いた際に動作が重くなるため、余裕を持った容量を選ぶことをおすすめします。

Officeソフトの搭載を確認する

ビジネスや学業で使う場合、Excel・Word・PowerPointなどのOfficeソフトが必要になることが少なくないでしょう。中古パソコンの場合、Officeソフトの有無やライセンスの状態を確認するのが重要です。

ライセンス切れのOfficeが入っている場合もあるため、正規ライセンス付きかどうかを事前にチェックしましょう。Officeが付属していない場合は、別途購入する費用も考慮に入れて予算を組む必要があります。

保証内容や返品条件をチェックする

中古パソコンは保証内容が販売店によって異なります。信頼できる販売店では1年間の保証が付いていることもあり、万一の故障時でも心配ありません。

返品条件も確認しておくと、届いた商品がイメージと違った場合にも対応できます。フリーマーケット アプリケーションなど個人間取引では保証がないことが少なくないため、専門店での購入がおすすめです。保証期間や保証内容は購入前に確認しておきましょう。

Windows11の対応状況を確認する

Windows10のサポートはすでに終了しています。これから中古パソコンを購入するなら、Windows11以上に対応しているモデルを選ぶことが重要です。

Windows11の動作には第8世代以降のCPUが必要で、TPM2.0の搭載も条件となっています。レッツノートではSV7シリーズ以降のモデルがWindows11に対応しています。

サポートが終了したOSを使い続けると、セキュリティリスクが高まるため注意が必要です。

中古の場合は商品の状態をチェックする

中古品は商品ごとに状態が異なります。液晶画面に傷やムラがないか、キーボードのテカリや文字消えがないか、筐体に大きな破損がないかを確認しましょう。

駆動時間も重要なチェックポイントです。信頼できる販売店では商品のランク付けが明記されているため、参考にするとよいでしょう。

写真だけでなく、可能であれば実物を確認するのをおすすめします。

中古のレッツノートのおすすめ購入先

中古のレッツノートを購入する際は、信頼できる販売元を選ぶことが何より大切です。データ消去が間違いなく行われているか、動作確認は十分かクリーニングは施されているか、保証は付いている点をチェックしましょう。

フリーマーケット アプリケーションや個人間取引は価格が安いこともありますが、品質や保証の面でリスクがあります。出品者の説明と実際の商品状態が異なるケースや、購入後すぐに故障するケースも報告されています。

パソコンに詳しくない方は特に、専門店での購入がおすすめです。専門店であれば、動作確認済やクリーニング済み、保証付きの商品を購入できます。

企業や官公庁で使われているリースアップ品を扱う販売店は、品質管理が行き届いており、相場よりも安い価格で提供していることがよくあります。大量に仕入れているため在庫も豊富で、希望のスペックやモデルを見つけやすいでしょう。

レッツノートを中古でお得に手に入れよう

レッツノートは、高い性能・優れた携帯性・抜群の耐久性、そして使いやすさを兼ね備えた信頼のノートパソコンです。国内生産による確かな品質と充実したサポート体制も、多くのユーザーに選ばれ続ける理由です。

新品は高額ですが、中古であれば半額以下で購入できることも珍しくありません。もともとのスペックが高く、耐久性にも優れているため、中古でも十分に満足できる性能を発揮します。

またスペックやOfficeの有無、Windows11対応や保証内容、商品の状態をしっかり確認するのもポイントです。信頼できる販売店を選べば、品質面の不安なくレッツノートを手に入れられるでしょう。